青山霊園のまめ知識 | 公園化
青山霊園は、都心の一等地に広大な敷地を有していますから、古くから公園化を求める声は上がっていました。東京都公園審議会では、2002年、霊園の管理に関する答申を提出しています。霊園と公園の共存を目指して霊園内の随所に広場を造ることになり、外国人墓地の一角にも広場が設けられる計画がありました。2005年6月には石原知事が定例会見において「顕彰碑を造ったらいいんじゃないか」と発言しています。
東京都は、墓の権利関係を整理するため告知看板を立てましたが、基本的に霊園は使用者が管理するものとしてインターネットなどでの告知は行わなかったということです。近代日本の歴史的な政治家などの御霊が多く眠る青山霊園は、東京の先人を記念し歴史を学ぶ場所としてこそ活用されるべきであると考えられています。そうした現状や特性を踏まえますと、青山霊園を再生するには、歴史と緑という二つの資産を最大限に活用すると同時に、これまで青山霊園が培ってきた歴史を尊重するという観点から、再生を進めるための基本概念が重要とされています。
青山霊園の周辺は、時代が時代ですから仕方ありませんが、古い小説には幽霊が出そうな寂しい場所として描かれています。今では、東京都区部のほぼ中央に位置し、地下鉄など交通の便が非常に良い一等地になっています。青山霊園は広大で緑が多いですから、周辺の都会化した街並みとは裏腹にとても静かで、一見時間が止まったようなスポットになっています。墓地の中にも何本が広い道路が通っているのですが、その両側には桜の巨木が植えられており、情緒にあふれた景観となっています。
青山霊園の立体埋蔵施設は、公営霊園にしては、エポックメイキングでユニークな形態とされ、高い競争率が予想されていましたが、9.7倍という結構低めの倍率となりました。結果的には、合同埋蔵施設を除いて、都立霊園全区画のなかで、最低の競争率となっています。それでも、10倍近い競争率ですから、そう簡単には手に入らないといえるでしょう。まして、次回からはさらに上がるとも予想されていますから、その覚悟はしておいたほうが良いでしょう。
ご注意ください
- 当サイト[青山霊園のまめ知識]内に掲載されている文章・画像等の著作権は、サイト運営者に帰属しています。
- 文章や画像等の無断転載、複製・配布等は固くお断りいたします。
- このサイトに記載されている内容もしくは当サイトからのリンク先で発生した賠償・苦情・損害等のトラブルについては、何ら責任を負いませんのでご了承ください。